魍魎の匣2

思いの外客先に行く事が多く読み切りました
これで京極夏彦の作品3つめかな
榎木津が主役の奴はライトノベルだけあって、痛快で読みやすかった
今回の魍魎の匣は読みやすいがボリュームがあって
でも最後まで飽きさせないすごい作品だと思う


これまで2つの京極堂シリーズ?を読んだわけだけど
毎度いろんな事を考えさせられる
読んでいると知らず知らずのうちに京極作品に出てくるナニカに作品中の登場人物と同じく憑かれてしまっているような気がする
最後には読み切ることで自分自身も京極堂に憑き物を落とされているんだけどね

お決まりの台詞がある
それは読者が取り憑かれないための予防なのでは、なんて思ったりする



この世には不思議な事など何ひとつないのだよ。